ネットワーク監視が楽になる高機能ツール

ThirdEyeは、株式会社ロジックベインが提供しているネットワーク監視ツールです。国産のツールであるため安心して使用することができ、なおかつバックアップや世代管理がマルチベンダーに対応しています。インストールした端末だけではなく、Webブラウザさえあればどこからでもログインが可能になっているなど、ビジネスシーンにおける扱いやすさを追求した製品です。このようなツールは設定作業が面倒であることが多いのですが、ThirdEyeではTeraTermを組み合わせることで自動でのログインと設定作業を可能にしています。その上作業履歴を同時に残すことが可能ですから、利用者やそのログをきちんと残しておきたいといった用途にも向いています。便利なのが報告書を自動で作成できる機能があることです。テンプレートさえ用意しておけば、snmpで取得したグラフを定期的に貼り付けて作成することが可能です。コメントの追加もできますから、見やすくて情報量が豊富な報告書を作ることができます。ネットワークの状況を視覚的に把握しやすくしてくれる、L2マップ自動描画機能もついています。これはsnmpから収集したARPやMACのテーブルなどを活用して自動でマップ画面を描画するというものです。

どことどこが接続しているのか簡単に把握できるようになり、カーソルを乗せることで対象インターフェースの詳細情報も知ることができます。ネットワークの管理では全体像が見えなくなる状況も多いだけに、接続状況を可視化してくれるこの機能はとても便利に感じるはずです。